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北海道のクラブクリスマス

田舎民の悩み!クリスマスに行くところがない!

私が育ったのは北海道のとある田舎町。

北海道と言えば田舎で雪が降っていて何もないというイメージを持っている方が多いと思う。

しかし、私の生まれ育ったa市は、実はそこまでの田舎ではない。

我が地元をディスるようで心苦しいが、非常に「中途半端」に大きな規模を誇る都市なのである。

デートに行くとしたら専らドライブかピンクの看板が有名な某デパートチェーン店やその中にある映画館で映画を鑑賞するというのがお決まりだ。

当時大学生だった我々は車がなく前者の実行は当然できなかった。

後者はと言えば、中学から高校でそれを経験してきた我々にとって格下(中高生)と同じ土俵に立つということが許されないと感じていたことや、リアルに幸せなファミリーを目撃するのが辛いという理由で断念した。

「何故、この時期に帰省してしまったのだ?」後悔だけが我々の中に残っていた。

だが、どうしても諦めきれない私たちは知恵を振り絞って一つの結論に達した…。

そうだ、クリスマスは「クラブ」にいこう。

当時、学業のため各都市に移住していた私たちはそれぞれの学友から新たな刺激を毎日与え続けられていた。

夜中にバイトが週5回入っている女の子、スポーツ推薦で入学したのに部活に行かないバスケットボーラーなど、素晴らしい友達との新しい出会いが毎日をより素晴らしいものに変えていっていた。

行き場を失った我々は、討論の末そんな学友たちが言っていた一つのキーワードに辿り着く。

「クラブ」だ。

「クラブ」に行けば酒が飲めて踊れて女の子と仲良くできる。

しかも定期的にイベントを繰り広げている。

クリスマスにやらない訳がないではないか。

そんなことを誰かが言い始めた。もう即決だった。我々は「クラブ」に向かった。

地元のクラブのクリスマスイベントに参戦!

期待に胸を膨らませて、我々はクラブの門を開けた。

そこから聞こえる重低音、タバコの香り。
なんだか少し大人になってイケないことをしているのではないかという背徳感とここまでやってきたという達成感が入り混じったなんとも言えない気分は今でも忘れない。

受付には「christmas event」と書かれたボードが設置されていた。

「勝利!」我々はそう思った。
ビールを購入し、いざフロアに行ってみると

シーン…

スタッフさんしかいない。
少し待てば人が来るだろうと思い、少し待つことにした。

露出度の高いギャルが入場。
しかし次の瞬間店のマスターであろうと思われる人物とハグ。

その次に入ってきたお客さんも、またその次に入ってきたお客さんも同様にマスターとハグ。
もちろん男女関係なく。ハグされていないのは我々のみ。

「一体何が起きているんだ?」そんな気持ちを抱えたままイベントが始まった。
一言目を聞いて我々は凍りついた。

「今日は常連さんだけのクリスマスナイト!朝まで踊れるかー!?」

「クラブ」=不特定多数の人物が入り乱れ、音楽を通して酒や会話を楽しむ大人の社交場。

「田舎」の「クラブ」=特定の人間が一定の人間関係を作り上げた中で、音楽を通して酒や会話を楽しむ集会所。

貸切って書いとけや。

あの状況はまさしく村八分。
(悪意がないだけに余計タチが悪い。)

都会と田舎ではこのような差異があるということを学びました。

みなさん、帰省した際にクリスマスイベントに参加する場合はお気をつけて。

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