教会のクリスマスイベント参加のきっかけ
一緒に教会のクリスマスイベントに参加してみないかと友人からの誘いがありました。
そのイベントはキリスト教信者でなくても気軽に参加出来るとのことだったので、クリスマスは特に予定がなかった私は誘ってくれた友人と一緒に参加してみることにしました。
教会は、カナダ人の牧師さんが25年以上も仕えてきている小さな町の小さな教会です。
クリスマスの礼拝
イベント当日、教会の中に入るとカナダ人の牧師さんが手作りしたというとても綺麗なステンドグラスが目に入りました。
その美しさに心を奪われながら礼拝堂に入ると、まだ礼拝が始まっていないのに既に厳かな雰囲気が漂っていました。
小さな教会の礼拝堂に外国人も数名参加して、参加者は30名程でした。
牧師さんが英語で聖書を読み始めた時、英語が好きな私には勉強になると思いながら聞いていました。
その後で牧師さんの日本語での講話があり、牧師さんが穏やかに話すのを聞いているうちに、私の心が段々落ち着いていくのを感じました。
ここしばらく仕事が忙しくて気持ちに余裕がなかった私はこんなふうに落ち着いた時間を過ごしていなかったと思い、こうして静かに教会で過ごすのもいいものだと思い始めていました。
キャンドルライトを見つめながら、冬の寒い夜に暖炉の前で温かいココアを飲んでいるように心が安らいでいました。
教会でのクリスマスパーティーは神父奥さんの手作り!
礼拝が終わり、クリスマスパーティーが始まりました。
厳かな礼拝とは雰囲気ががらりと変わり、参加者皆で一緒に楽しもうという笑顔が溢れていました。
皆でテーブルと椅子をセットして、参加者がお互いに自己紹介をしてからパーティーは始まりました。
牧師さんの奥様はアメリカ人で、料理がとても上手だという評判通りの美味しそうな食べ物が並びました。
美味しいものは人を幸せにすると言いますがその通りで、気が付くと昨日までは知らない同士だった参加者達が和気あいあいと食べながら、会話を楽しんでいました。
りんごの皮むきゲームなどもあり楽しみました
又、りんごの皮をつながったままでいかに長くむけるか等のゲームも始まり、老若男女を問わず盛り上がりました。
私の住んでいる地域はりんごの生産地で皆がりんごの皮むきには自信があるらしく、先を競ってゲームに参加していました。
私と友人も皆の声援を受けながら挑戦したのですが、すぐに負けてしまいました。
私は和やかな雰囲気につられて近くにいた外国人数人に話かけてみたところ、近くの中学校で英語を教えている先生達でした。
友達の狙いは外国人イケメンか?
その中の1人がイケメンで、私の友人はその人と楽しそうに話していました。
私はしばらくカナダ人の女性と英語で話していましたが、とても楽しいひと時でした。
美味しい料理と楽しい会話やゲームで、時があっという間にたってしまいました。
教会のクリスマスイベントが終わって
キリスト教の信者でない参加者達を温かい笑顔で迎えてくれたくれた人々に感謝し、美味しいアメリカの料理をいただき、幸福感に包まれて過ごしたパーティーもお開きになりました。
皆で再会を約束して、数人と連絡先を交換しました。
年代も性別もばらばらだったのも、今後もいろいろな話が聞けそうで楽しみでした。
教会やキリスト教は私とは縁のないものだと思っていましたが、参加して良かったと思いました。
クリスマスというのは恋人と過ごすだけではない!
恋人や家族で過ごすだけではなく、こんなふうに心が温かくなる教会でのイベントに参加してみるのもお勧めだと思いました。
教会の隣には牧師さんの奥様の手作りケーキやパイが食べられるカフェがあり、このイベントを機にたまに立ち寄るようになりました。
クリスマスは恋人と過ごすのがきっと1番幸せだろうと思っていた私の考えが変わった日でした。



